日本最北の村、猿払村。「さるふつむら」と読みます。広さは東京23区とほぼ同じくらい、ホタテを主とする漁業と酪農の小さな村です。幻の魚といわれる国内最大の淡水魚イトウがすむ村。渡り鳥の中継地ともなり、希少な動植物が数多く生息しています。
猿払で生まれ育った著者が見つめ続けた猿払の自然。雪原を駆け抜けるキタキツネ、ベニヒワやユキホオジロ、いっせいに咲き競う花々など、猿払在住のカメラマンだからこそ撮れた美しき故郷がみえてきます。
自然雑誌ファウラ編集長大橋弘一プロデュース、創刊号からファウラのデザインを手掛ける佐々木デザイン事務所、ファウラの高品質な印刷を支えるアイワード、ファウラの制作に関わるスタッフが結集したファウラブックスシリーズの写真集です。
小俣孝範著
ISBN978-4-9910736-0-1
A4版変型ハードカバー96ページ
2019年3月ナチュラリー刊