



特集【ニホンザリガニ】
北海道や東北北部にすみ、冷たくてきれいな水がある場所にしかすみません。泥や枯葉の下にもぐって暮らす、地味な甲殻類ですが、ニホンザリガニがすんでいるということは、よい森があって、きれいな水が流れている何よりの証になります。
「ザリガニ」といったとき、外来種のアメリカザリガニを思い浮かべる人が多いほど、数を減らしているのが現状。特集では生態から、進化の歴史、見つけ方まで、ニホンザリガニを様々な面から紹介します。ニホンザリガニ、ファウラ片手に探しに行って見ませんか?
<基本>これがニホンザリガニだ!(林直光)
<生態>ニホンザリガニの生活史
<科学>外来ザリガニ類の話(斎藤和範)
<科学>ニホンザリガニはどのように進化したのか?
<環境>北海道の水辺環境は今・・・
<疑問>塩ビパイプでニホンザリガニが保全できるのか?(林直光)
<実用>ニホンザリガニに親しもう(石黒誠/重森裕起子)
<実用>ニホンザリガニを飼う(林直光)
【好評連載】
景 北海道 後藤昌美
北の花を描く 福澤レイ
鳥への想い 増田寿志
シムカップの森通信 門間敬行
エッセイ獣野生絵 岸田典大
北海道 草花の風景 梅沢俊
オホーツク 海の中図鑑 佐藤しげのり
北海道ネイチャーフォト講座 若林浩樹
阿寒 遥かなる木魂を聴く 小寺卓矢
写真家探訪 大橋弘一「本誌編集長いよいよ登場、その自然観と写真観を語る」
華ちゃんのお天気レクチャー 西沢華子
ファウラ博物誌 河井大輔
エッセイ暮らしに自然を~昭和時代に学ぼう~和田一雄
環境インフォ 辻井達一
エッセイ逢坂誠二の丁々発止
【とじ込み付録】
2006カレンダー「北海道生きもの紀行」7~9月・矢部志朗